HOME › 未知の世界からのメッセージ いのちの声に耳をすまして
「みち」シリーズ⑨
未知の世界からのメッセージ いのちの声に耳をすまして
松村 眞治 編集/金光教全国学生会OB会 | |
発行年月 | 2017-12-10 |
---|---|
サイズ | 新書判・184ページ |
税込価格 | 880円 |
信仰体験記
「あなたは、神様に出会ったことがありますか」と問いかける著者は、障碍を持って生を受け、様々な苦難に出会いながら、人間の生き方を求め、いのちの伸びしろがあると語られている、体験をもとにした信仰の書です。
「はしがき」より
自己実現を目指すよい時代に生きていたつもりが、万事自己責任でと突き放されて一人一人がむき出しで急激に変化する世の荒波のただ中に放り出され、そこで過重な競争の果てに生き残る道を考えねばならなくなりました。知識では負けないと思っても生活の智恵にまで耕さないままでは危うい。いのちの根源に立ち返って多様な可能性、その時々の自分なりの答えを出しつつ生き延びることを試行錯誤していかなくてはならなくなっています。
今、私達はこのような大きな曲がり角に立っていると思います。曲がり角の連続を生きてきたひとりとして、何が大事かを考えてみました。問題提起に終わりそうな予感はしていますが、ご一緒に考えて頂けるならば、ありがたいことに存じます。
「みちシリーズ」刊行のことば
全国各地で活動していた金光教の学生会を結集し、全国学生会協議委員会が組織されたのは、1957(昭和32)年のことであった。以来、激動の荒波を乗り越えて、その活動は今日なお継続されつつ、多くの人材が育てられてきている。その時々の学生たちの熱い思いを発表していく場として、機関紙『みち』が刊行されてきた。
私たち全国学生会OB会では、各自のこの道を思う情念と願いを、21世紀に展開していくために、ここに「みちシリーズ」を刊行することにした。