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「みち」シリーズ⑧
つつまれて
荻野 清照 編集/金光教全国学生会OB会 | |
発行年月 | 2016-12-11 |
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サイズ | 新書判・198ページ |
税込価格 | 880円 |
「あとがき」より
本書は、著者が生まれてから今日まで、金光教の信心とともに、「難はみかげ」と、み教えくだされたような、人生を歩んで来られた、一代記である。
著者が育った幼少期は、多くの人たちが、厳しい生活を強いられていた時代であった。その中で、「貧しいことは、不幸ではなかった」とあるように、幼少の時から、甘木教会にご神縁をいただかれ、安武文雄先生の懐の中で、お取次をいただかれながら、時には素直に受け、時には反してみながら、教育者としての人生を歩まれ、一歩、一歩、おかげの泉に近づく、信仰の道程書、といっていいかもしれない。
よき教導者、よき両親、よき仲間、著者を取り巻く環境は、信仰を醸し出す土壌があったともいえる。何より、素直な生き方と感じられる。まるで、神様の掌で遊ばせていただかれているようである。
「みちシリーズ」刊行のことば
全国各地で活動していた金光教の学生会を結集し、全国学生会協議委員会が組織されたのは、1957(昭和32)年のことであった。以来、激動の荒波を乗り越えて、その活動は今日なお継続されつつ、多くの人材が育てられてきている。その時々の学生たちの熱い思いを発表していく場として、機関紙『みち』が刊行されてきた。
私たち全国学生会OB会では、各自のこの道を思う情念と願いを、21世紀に展開していくために、ここに「みちシリーズ」を刊行することにした。