口のない神様

神が「おかげ」を授け、人が「おかげ」を通じて「神の世界」を実感する、生きた「天地」の世界。
「苦の時代」を見つめる「神様の涙」を視点にして、凹地での「生神金光大神」誕生を論じた、金光教祖論。
どこまでも考えさせられる内容。
ぜひ、ご覧いただきたい一冊です。

「みちシリーズ」刊行のことば

　全国各地で活動していた金光教の学生会を結集し、全国学生会協議委員会が組織されたのは、1957(昭和32)年のことであった。以来、激動の荒波を乗り越えて、その活動は今日なお継続されつつ、多くの人材が育てられてきている。その時々の学生たちの熱い思いを発表していく場として、機関紙『みち』が刊行されてきた。
　私たち全国学生会OB会では、各自のこの道を思う情念と願いを、21世紀に展開していくために、ここに「みちシリーズ」を刊行することにした。